巷では「働かないおじさん」というワードがあるようです。
なかなかのパワーワードですが、われわれミドル世代には甚だ不名誉なこの呼称、一体どういうおじさんを指すのでしょうか。

間違っても自分がそうならないために、働かないおじさんがどういったものなのかをチェックしていきましょう。

働かないおじさんってどんなおじさん?

いったい働かないおじさんとはどういったおじさんなのか、まずはそのおじさん像から見ていきましょう。

本当に働いていないわけでは無い

働かないおじさんとはいえ、一日中スマホを眺めていたり、営業に行くといってパチンコをしているようなサボりグセがあり本当に仕事をしない人を指すわけではないようです。

それどころか真面目にコツコツと働いている人が多いようですが、その働きぶりに原因があり働いていないように映ってしまうようです。

働かないおじさんの特徴

働かないおじさんの特徴として以下のようなものが挙げられます。

  • 高額な給料の割にパフォーマンスが低い
  • 変化が苦手で、自分のやり方にこだわる
  • 長年の経験と年上だから偉そうに見える
  • ITスキルが低いので、効率が悪くみえる
  • 能動的に動くことをしないのでサボっているように見える

なんとなく想像できるのではないでしょうか。

なぜ働かないおじさんと言われるのか

働かないおじさんの特徴を見ていると、これまで培ってきた仕事の経験と時代の移り変わりに対する企業環境の変化について行けていないように見えます。

企業はこれまで当たり前とされていた終身雇用や年功序列を見直し経営の最適化を図ろうとしています。長時間会社にいて働いていることが仕事をしていると評価される時代ではありません。

日本の生産性は先進国中最下位を走っています。
なぜ生産性が低いと言われるのかというと、この長時間労働が影響しています。

企業は働き方の改善のため、最適化を図り、DX化を進めています。

ITスキルが乏しく、変化に対応することが苦手で、長時間会社に居ることが仕事だと思っている。そのような姿が周囲からは働かないおじさんに見えてしまうのかもしれません。

45歳定年説

「働かないおじさん」の話題をを盛り上げたのが以前物議を醸した45歳定年説。
某社の社長の発言が話題になりました。発言者の意図は違うところにあったのでしょうが、45歳にもなると使えなくなるので、企業からはお払い箱にされるという印象を与えました。

それが働かないおじさん像と重なったのではないでしょうか。

まだまだ働き盛りだと思っているこの年代で、働かないおじさん認定され、45歳でお払い箱にされる。

そんな印象を拭い去り、働かないおじさんと呼ばせないためにはどうすればいいのでしょうか。

働かないおじさんと呼ばせないために

ミドル・シニア世代になると誰でも働かないおじさんになってしまうのでしょうか?
そんなことはありませんよね。

新規に起業、開業する年齢は40歳代が36%と一番多いようです。

参考「2019年度新規開業実態調査」
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_191122_1.pdf

40代と言うと、まだまだ体は動くし気力も十分あります。バリバリ働いて社会で活躍している人たちも多くいます。

働かないおじさんと呼ばせないために、どうしていけばいいでしょうか?

しなやかマインドセットをもつ

マインドセットとは考え方、思考のパターンのことです。
固定化されたマインドセットは自分の考えから抜けだせず、成長を止めてしまいます。
人はいつでも変われることを知り、成長に目を向けましょう。

変化を受け入れ柔軟に対応する

世の中は多様化しています。それぞれの価値観を尊重し受け入れる心を持ちましょう。
これまでは企業という集団が一つの価値観であり、企業を全面にだして仕事をしてきました。
これからは、個が尊重され多様化された企業文化を作る組織が増えていきます。
変化を拒むのではなく受け入れ対応していく姿勢が大事です。

最新情報に触れ学び続け、常に自分をアップデートする

常に最新の情報に触れ学び続け自分をアップデートしましょう。
特にテクノロジーへの苦手意識を克服することは、これからの社会の変化についていくために重要なことです。

変化は常に自分の中から起こるものです。
もう働かないおじさんなんて呼ばせないという気構えも必要です。

ミドル・シニア世代を応援しているメディアとしては、働かないおじさんという汚名を返上するための情報をどんどん提供していきます。