人生は100年時代になると言われています。
日本は本格的な長寿社会が始まっているわけですが、ミドル・シニア世代のこれからを考えると、これまで当たり前とされてきたライフプランのアップデートが必要になります。

まだまだ長く続く人生を充実したものにするために100年時代をどう生きていくか、どうシフトしていくかそして自らをどう変化させていくのかを考えていくことも大切になっていきます。

国も100年時代に向けた取り組み

少し前の情報になりますが、厚生労働省の人生100年時代構想会議という100年時代を見据えた検討会議を行っています。
その中間報告によると

・ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。

・100年という長い期間をより充実したものにするためには、幼児教育から小・中・高等学校教育、大学教育、更には社会人の学び直しに至るまで、生涯にわたる学習が重要です。

・人生100年時代に、高齢者から若者まで、全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題となっています。

厚生労働省HP『「人生100年時代」に向けて』より引用
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207430.html

2007年生まれは2022年の現在15歳の中学生くらいですね。
この世代の子供たちは100年時代を生きるわけですから、これまでの教育を受ける時期、仕事をする時期、定年後の人生のように段階的なライフプランでは対応できないようになります。

100年時代に訪れる変化は先の話ではなく、すでに始まっています。
その変化は他人事ではなく、ミドル・シニア世代も影響するものが多くあります。

人生100年時代に変化を起こす

人生100年時代になると様々な変化を起こす必要があります。

社会の変化をおこす
長寿になると社会も変化していきます。

長く生きられてもその期間不健康であれば苦痛なだけです。
健康寿命と言われるように、長寿に合わせて健康に生活できる期間を伸ばしていくことも必要です。

医療技術の進歩で健康でいられる期間は延びるでしょうが、医療だけでなく、高齢者に優しいまちづくりをしていく必要があります。

積極的にITなどの先端技術を取り入れた社会づくりをしていき同時にそれらを使えるようにしていかなければなりません。

コミュニティの再構築も必要になってくるでしょう。

働き方の変化をおこす
働き方改革が進んでいますね。長時間労働や年功序列、定年制も過去のものになりつつあります。

リタイアという概念はなくなり、元気なうちはいつまも働ける社会になっていくのでは無いでしょうか。長寿社会で永く働き続けるには労働に対しての認識を変えていく必要があります。

なんのために働くのかと聞かれると、食べるため、生活のために働いていると答える人も多くいるでしょう。しかし、好きでもない仕事を嫌々続けるには限界があるものです。

今後AIやロボットなども当たり前になり仕事そのものにも変化が訪れます。
今はまだない仕事もどんどん出てくるでしょう。

その新たな仕事を作り出す側にまわり、社会を作っていくのもいいものです。

今は事業を起こしやすい時代です。これまで培ってきた経験や知識をベースに社会変革の担い手になるのも一手です。

学びの変化をおこす

これまでの学びは学校の教育を終えると、所属している企業などに必要な知識や技能を学ぶということが一般的でした。社会人になっても継続して学び続けている人はあまり多くないようです。実際OECDの調査でも低水準になっています。

これからの時代には生涯に渡って学び続ける姿勢が大事です。日本の生涯教育と言えば、リタイア後に趣味や習いごとを始めるといったことを想像するかもしれません。

これからは新しい時代を生きていくための学びを進めることが求められます。
自身のキャリアアップに繋がる学びはもちろん、ICTの活用や、情報リテラシー、社会づくりなどの学びも必要になっていくでしょう。

変化を担うのはミドル・シニア世代

人生100年時代がどうなっていくのかを書いた記事が多いですが、今回は変化をどうおこしていくかという切り口で記事を書いてみました。

人生100年時代の変化を担うのはまだまだ現役で活躍しているミドル・シニア世代です。

これから我々が経験する長寿社会。
そして本格的な100年時代を生きていく次世代にどんな社会を残していけるか考え、行動を起こしていく。

変化の中心にいるのは我々一人ひとりではないでしょうか。

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