メタボリックシンドローム(通称:メタボ)とは、お腹の内面や内臓の周りに脂肪が蓄積する“内臓脂肪症候群“。
しかし正確には代謝異常症候群で、代謝の異常が問題になってきます。
代謝とは:古いものと新しいものとが入れかわること。
代謝が年齢と共に落ちてくると

エネルギー生産、つまり食べたものを燃やす力が落ちてきます。
血中の糖とか脂肪が燃え切らずに燃えカスが溜まってしまう状態。
そうなることにより高血糖・高脂血症とか高血圧といったものが発症してきます。
メタボは筋力不足の影響が大きい
そもそも内臓はものすごく大事な臓器なので腹筋や腰背部の筋肉で守られていますが、
腹筋の筋力低下が顕著になってくると
内臓を守らなきゃいけない分、内臓に脂肪を蓄えてお腹周りに脂肪をたくさん付けて守ろうとしていきます。
だから筋力低下が起きてくるとメタボになりやすいのです。

筋力アップ
特に腹筋を付けていくことは身体にとってものすごくいい効果があって
筋トレには筋力アップ、セロトニン分泌以外の効果もあります!
それはずばり『若返り効果』アンチエイジングです!
筋肉を収縮することにより筋肉から別名『若返りホルモン』と言われている『マイオカイン』という物質を放出します。
そしてその『マイオカイン』は血液やリンパ管に乘って全身に運ばれてその場所に適した効果を発揮します。
- マイオカインの主な効果で特に注目していただきたいのが
- ・血糖値の低下、脂肪の分解
- ・骨、筋肉の形成促進
- ・血管内の細胞の保護
- ・抗炎症作用
つまり
筋肉を使えば使うほど…
- ・血糖値は下がり、脂肪が分解されて糖尿病や生活習慣病の予防
- ・筋肉は大きくなり、骨が強くなることで怪我や寝たきりの予防
- ・血管が丈夫になり脳血管障害の予防
となります!
「お腹はお中」
メタボのお腹に関して大事な要素は身体の中心部であるということ。
冷やさないように一年中腹巻をするといいと言う医者もいるほどです
このお腹の状態で健康状態をご自身で診ることもできます。
“仰向けに寝た状態で手のひらでお腹を触った時に
冷えている人は免疫が落ちております。
ペタンとお腹が凹むひとは筋力が無い人
そして、ヘソの上を押したときより下を押したときの方が筋力が弱っている人は
腎虚→いわゆる生命力が弱っている
ヘソの上を触ったときに動悸がある(ドクドクしている)人は心臓病とか気力低下、不安、不眠、こういった症状を持っていることが推測できます。
そして、お腹のヘソ周りを指先で触った時にポチャポチャと音がする人は水毒が溜まっている可能性があります。”
人間の筋肉の約70%は下半身
では実際にどういった事を行うといいのかというと人間の筋肉の約70%は下半身にありますので自宅で簡単に出来るトレーニングでしたら
腹筋の運動を推奨したいのですが
一般的な上体を起こしていくような運動ではなくて誰でも出来る腹筋です。
➀仰向けに寝て両方の足を伸ばして足を上に挙げていく
➁両足とも膝を曲げて胸に近づける
③膝を伸ばしながら元に戻す
※1日1セット5~10回程度で充分。
きついエクササイズを1日だけ頑張るよりも、緩めのエクササイズを毎日続けるほうが効果があります。
今まであまり運動をしてこなかった人は、軽めのエクササイズから始めましょう。
「こんなので効果があるの?」と思えるくらい簡単な運動から始めるのがオススメですよ。
